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じゅうにがつついたち

無職になりました。
自主退職でもなんでもない、ただ任期が終わっただけ。

とてもほっとしているけれど
とても寂しくて、やりきれない。


最後の日は
子どもたちにも、一緒に耐えてきた先生方にも泣かされてしまいました。

たくさん物をもらいました。
でもそれ以上に、たくさんのものをもらいました。


一番悩まされたクラスには最後まで悩まされました。

今まで、

丸まった半紙
トイレットペーパーロール
ぞうきん
小ぼうき
ゴミ


と、飛んできましたが
昨日はボールが身体はもちろん、顔や頭めがけて飛んできました。

最後だから、レクやろうと思って
外で鬼ごっこのはずが雨でできなくなって体育館になって
体育館にあるいろんなものを投げて遊びだして
担任もいなくなってさ。

離れたところから、至近距離から。

思いっきり目に当たって痛かった。

でもひるまなくなった。
痛みや傷つくことに慣れたらだめって言われたけど
もう慣れてしまった。

暴れられてもボールぶつけられても罵られても
しつこく追いかけるとそいつは止まって座り込んで
少し話をしてくれた。
私の質問に答えてくれた。

すぐ怒られて自分のせいにされて
みんな自分が悪いって言われて。
それが嫌だって彼は言っていた。

怒られて当然のことをしてるんだけど。

女子にフラフープ投げて、担任から怒鳴られてフラフープで叩かれた。
当然なんだけど、彼にしてみたらそれは不当らしい。

叩くから嫌だって言った。
だから、私だって今ボールぶつけられて嫌だったよって言った。
彼は黙っていた。

同じことだって、彼はわかっている。


先々週、授業中にバトルになった子がいた。

教卓で朱を入れているときに教卓を揺らした子どもが3人いた。
「やめて」って、全員に言った。
俺はやってない、そうやってすぐ俺のせいにする、とそのうちの一人が言った。

しばらくしてそいつが教卓を蹴った。
朱墨が床にこぼれた。

私はそいつを捕まえて、自分でやったんだから自分で拭けと言った。

彼は繰り返す。
俺はやってない。お前が悪い。

さっきのはあんたがやってないなら先生が悪かった。ごめん。
だけどこれはあんたがやったんだから自分で片づけな。
そう言うと、そいつは私が捕まえた腕を振り回しながら、喚いた。

お前ら大人はいつもそうだ
なんにもわからないくせに
俺の人生なんだから俺に決めさせろ
大人はみんなわかってくれない

喚きながら泣いていた。とてもつらそうだった。

12歳の子が、何をどうして、こんなに抱えこんでいるのか。
私まで泣いた。
泣きながら、そんなこと言ったって話してくれなきゃわかんないんだよ、と私も喚いた。

管理職に入ってこられて、それ以上話せなかった。
わかってもらえないなら、わかってもらえるまでそれでも何回でも話せって、言いたかった。


私は彼らにも、あのクラスで苦しんでいる子にも
何もできなかった。
無力とは、きっとこういうことを言うんだと思う。


たくさん勉強になった。
痛みに慣れたのはだめだったかもしれないけど
必ず糧になるから。

ありがとう、と伝えてきました。

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